運転中に人をはねてしまったときの話

NO IMAGE

私の父が車を運転中に、脇から飛び出した高齢の女性を撥ねてしまいました。夕方の田舎道で、道路も広く街頭もそれなりにあるのですが、人が一気に渡るような道路ではなかったので父も安心していたのか、飛び出してきた女性に気づくのが少し遅かったようです。 幸い軽く当たっただけで女性は転倒し、手首を骨折したくらいで済みました。父はすぐに救急車と警察を呼び、保険会社にも連絡をして対応してもらいました。その当時はドライブレコーダーがなかったのと、田舎道ということもあって防犯カメラもありませんでした。そのため、双方の話をすり合わせていかなければなりませんでした。こちらに過失があるものの、相手の女性が「私が道路の真ん中にいたのにぶつかってきた」ということを話しており、急に飛び出してきたという話ではなくなっていました。 すぐにこちらも弁護士を立てて賠償金などの話になりました。こちらの主張では、相手女性が信号のない道路にいきなり飛び出してきて急ブレーキが間に合わなかった、ということなのですが、相手は女性が道路の真ん中まで渡っていたのに気づかず撥ねてきたということでした。ブレーキ痕などを調べた結果と女性の話の辻褄が合わないことから、こちらの主張が正しいとなり、賠償金も減額されました。 弁護士も知り合いの人に頼んだので、弁護士費用も安くしてくれたそうです。ドライブレコーダーがあれば一発で相手の話が嘘だとわかったのですが、それができなかったので大変そうでした。

交通事故 弁護士 北九州