後遺障害7級の交通事故

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82歳の祖母が交通事故にあい、骨盤複雑骨折という重傷で車椅子生活になってしまいました。
祖母は82歳でも比較的しっかりとしていて、88歳の実姉と同居をし、その姉の面倒を見ながら暮らしていました。
それが事故で入院し、リハビリをしても車椅子に乗れる程度にしか回復できず、その後はとても姉と同居できる状態ではなかったため老人ホームへの入居となりました。
保険会社と交渉を始めると「状況からみて交通事故としての後遺障害は7級程度でしょう」と言われました。
ネットで調べてみると、等級は14級~1級まである中で、普通に生活していた人間が車椅子生活になり老人ホームに入居せざるをえない状況で7級はすいぶん軽い判定だと思いました。慰謝料も1000万程度が相場で、老人ホームの今までの入居代と、そしてこれからのことを踏まえると納得できません。
そして示談に弁護士を通す場合と、通さない場合では慰謝料にかなりの開きがあることを知り、交通事故専門の弁護士事務所に問い合わせてお願いすることにしました。
お願いしてからは家族がやることは医師の診断書をもらうことなどで、あとは全てお任せになりました。
示談成立までには半年以上かかりましたが、後遺障害は3級と判定され、慰謝料は約2000万円。
そして祖母が実姉の面倒を見てきたこと、そしてその祖母が車椅子になり同居できなくなったことで、その姉にも訪問介護などの支援が必要になったことなども考慮され
約500万円の上乗せもありました。
弁護士に頼まなければ自分での交渉は難しく、きっと後遺障害7級と判定されたままだったと思います。
弁護士費用もかかりましたが、それも最初の示談額から上乗せされた額の何%という形なので、お願いして損をすることはありません。
大きな事故では弁護士にお任せするのが一番だと実感しました。