最高裁まで行った

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友人の話です。会社の社長を隣に乗せて移動中に事故に会い、気がついたら病院に寝ていて、社長も隣に寝ていて社長の家族が来ており、娘たちが明日キャンプに行くって言ったじゃんなどと泣きじゃくっていました。自分も怪我でしんどいけれど何も言えないので黙ってねたふりをしていました。乗っていた車が軽自動車などではなく丈夫なボルボだったので友人は後遺症もなかったのですが、結局社長は運悪く半身不随になりました。しかしその会社でずっと働くという約束で起訴されませんでした。しかし友人は転職してしまい、とある大手の企業に入りました。会社をやめたので社長が激怒して訴訟になりました。友人が転職した先の企業に裁判の件が知れることとなり、犯罪歴がない履歴書が嘘だったということで大騒ぎになり、社長に呼び出されました。友人は入社したときは何もなかったので嘘ではないと言い、その会社は入社は大変な競争率ですが一度入社した人は絶対に解雇しないという方針の会社でしたので、友人の処分がどうなるかということが会社の会長との面接にまで至ることとなり、実際入社時点ではまだ起訴されていもいなかったということが理解されて、更に会社の弁護士を40万円というとても安い価格で裁判の弁護を対応してもらえることになりました。しかし裁判前から有罪になることは確実でしょうと言われており、踏ん張ってもらいましたが最終的に最高裁で有罪となりました。友人は結局その会社も辞めてしまい、会社の同僚が立ち上げたベンチャー企業で活躍することとなりました。